セッション数約500%増加!記事のPDCAを回しながら半年でSEOのインハウス化を実現【株式会社ネオマーケティング様】

- 目次
株式会社ネオマーケティング様は、「生活者起点」というスタンスを掲げ、マーケティングリサーチ業を軸としたサービスを提供されております。主軸のマーケティングリサーチにとどまらず、リサーチ結果をもとにしたPR・デジタルマーケティング・カスタマーサクセス等の施策までをワンストップサポートすることで、業界内で確固たる地位を確立されています。
同社は運営メディアのリニューアルと同時に、ナレッジ蓄積や記事品質の観点からインハウス運用に魅力を感じ、SEARCH WRITEの導入を決断。導入の詳しい背景とその後の成果について、オウンドメディア運営担当の杉山様にお話を伺いました。
「オウンドメディアの自社運用」に魅力を感じ、導入を決意。
――本日は宜しくお願いします。
早速ですが、杉山様が考えるマーケティングリサーチ業界の課題を教えて下さい。
杉山様:リサーチ結果の活用まで、お客様をご支援しきれていない場合があるという点です。社内説得にのみリサーチ結果を用いるなど、リサーチがお客様のマーケティングにおいてその価値を発揮しきれていないと感じられるケースも存在します。
勿論、それも問題ないのですが、リサーチ結果の活用法としては限定的になってしまう為、勿体ないと個人的には感じています。
その為、弊社では「生活者」を理解するリサーチの価値、そして生活者起点でマーケティングを行うことの価値を多くのクライアント様へ知っていただく事をミッションにビジネスを展開しています。
――ありがとうございます。因みに、その為に貴社への集客として実施されているマーケティング施策を教えていただけますでしょうか。
杉山様:現在はWeb施策でいうとSEAECH WRITEを活用したコンテンツSEO・リスティング広告・ウェビナー開催等を実施しております。
現在は幅広く施策実施していますが、元々は自社で実施している調査結果のリリースによる集客がメインで、Web集客が全くできておらず課題となっていました。その中で私は、新規リード獲得数と商談創出をミッションにしております。
――その中でSEOを始めたきっかけを教えて下さい。
杉山様:2019年にサイトリニューアルの話が浮上し、せっかくサイトに手を加えるならばSEOにも強いサイトにしたいと社内で話がまとまったことがきっかけです。
正直に言うと、最初はコンテンツ作成のみの外部委託先を探してましたが、PLAN-BさんからSEAECH WRITEを通じてのメディア運用内製化をご提案頂き、魅力を感じたためご契約に至りました。中長期的に考えた時、ノウハウの蓄積や、執筆内容、品質面で、記事作成を全てアウトソーシングするよりも、内製化の方がメリットを強く感じました。
――最初の半年間はコンサルティングサービスと併用いただき、その後SEAECH WRITEのみで自立自走されていると存じます。
杉山様:そうですね。弊社としてSEOは初の取り組みでしたので、半年間のSEOコンサルティングサービスは内部施策面・コンテンツSEOの進め方のノウハウを着実に学ぶことを目的としていました。
実際に、PLAN-B様からは施策のご提案のみならず、SEAECH WRITEを通じたキーワード選定方法や、コンテンツの作成方法を具体的に教えていただけたので、十分に理解を深めることができ、半年後にSEAECH WRITEによる自社運用へ切り替えることができました。
昨年対比約500%超のセッション増加を実現!SEARCH WRITEはメディア運営に欠かせない存在に
――自社運用に切り替えられて、約半年程経ちますが、活用状況はいかがでしょうか。
杉山様:一言でいうと、SEAECH WRITEがなければ弊社のコンテンツSEOは成り立たない、と言っても過言ではない程活用しております。
ツール上にコンテンツSEOの為に必要な機能が全て揃っており、何を、どう進めれば良いのかがワークフローとなっている為、迷わず施策のPDCAサイクルを回せています。
――非常に嬉しいお言葉ありがとうございます!因みに、導入後の成果があれば教えていただけますでしょうか。
杉山様:目標指標はセッション数をみておりますが、昨年対比で見ると約500%程の伸長率となっており、順調に流入数を伸ばせております。
また、数多くのキーワードで上位表示ができましたが、「インタビュー調査」等のビジネス中核をなすリサーチ系キーワードでも上位を獲得できていることも満足している点です。運用開始後、月間でリライト記事を2本、新規記事を2本書いていますが、着実に成果を伸ばすことに成功しています。
――素晴らしいですね。特にSEAECH WRITEで気に入っている機能はどこでしょうか。
杉山様:大きく2つあって、自社キーワード分析とコンテンツ立案機能ですね。
リライト記事執筆の上で、キーワードを選定する、記事執筆をするというステップの中で、これらの機能を活用することで、リライトすべきキーワードが簡単に分かり、執筆内容までスムーズに考えることができます。
自社キーワード分析では、表示回数・検索順位・クリック率を示したバブルチャートを活用して、改善余地やポテンシャルのあるキーワードの選定ができています。

(SEARCH WRITE自社キーワード分析機能 ※デモサイトのデータを使用)
具体的には、表示回数を上限5000以内かつ検索順位は30位以内のキーワードより、欲しいと感じるキーワードを選定しています。
このような分析は、本来Google AnalyticsとSearch Consoleを行き来する必要があるため手間がかかります。しかし、SEAECH WRITEでは見やすいデザインで直感的にキーワード選定ができるため重宝しています。
また、コンテンツ立案も非常に気に入っている機能の一つです。
一番活用しているのは、コンテンツ調査機能です。この機能を使えば上位10サイトの見出しテキストから、自社が書くべき構成を簡単に判別できます。
また、上位サイトの文字数から書くべきボリュームを、上位サイトに含まれる文字の傾向から書くべき要素を、分析する事が可能なためコンテンツ執筆時に非常に役立っています。

(SEARCH WRITEコンテンツ立案機能 ※デモサイトのデータを使用)
――ありがとうございます。コンサルティングサービス終了後、SEAECH WRITEのみで自走される際、弊社による導入支援はいかがでしたか。
杉山様:結果から申し上げると、受けてよかったと感じています。SEAECH WRITEの活用方法を、レクチャーだけでなく記事執筆の宿題を通じて、実際に手を動かすことで理解を深めることができました。
また、PLAN-B様が運営しているオウンドメディアPINTO!の運用経験からアドバイスや知見を頂けた点も、SEO運用歴の浅い弊社にとって非常にありがたかったです。
コンテンツ内容強化を通じて、CV数増加を目指す。
――今後の目標を教えてください。
杉山様:CV数を増やしていきたいと考えています。セッション数は堅調に推移していますので、執筆したSEOコンテンツの内容をもっと面白くする事を通じて、CV貢献を強化したいと考えています。
――最後に弊社やSEAECH WRITEに今後望まれることがあれば教えてください。
杉山様:導入支援後の運用フェーズでも、例えば3か月に1回等レビューや質問ができる場があると、よりツールの理解や習熟度を高める事ができるかな、と感じています。
今の導入支援内容で、立ち上がりは十分ですが、運用を続けてみて初めて不明点や活用方法に迷う時も出てくるかと思います。そのような時のサポートが充実していると嬉しいですね。
――ありがとうございます。
弊社としても、導入支援のみならず定期的なレビューの場や、ユーザー様同士でコミュニケーションが取れるユーザー会等、提供コンテンツの拡充に向けて準備を進めておりますので、ぜひご期待頂ければと存じます。
本日はありがとうございました!